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2009年5月11日 (月)

治療の専門性の限界

私は大学病院でも治療をしています。

 

大学病院では専門分野にそれぞれ科が分かれており、

互いに連携をとりながら治療を行います。

 

それがもちろん大学病院のよいところであり、

また、悪いところでもあると、最近感じるようになりました。

 

たとえば、私は主に補綴治療(かぶせ物や、かみ合わせに関する治療)を行います。

ほかの部分は、ほかの専門分野の先生にお願いするような形になるのですが、

 

一人の患者さんにしっかり向き合って治療を行っていると、

部分ではなく、患者さんの口腔内全体を責任もって診たい、と思うことがあります。

 

もちろん、専門の先生のほうが確実であることもあります。

そのために専門分野で分かれているのですから。

 

しかし、やはり、歯医者になったからには、一人の患者さんを

とことん責任を持って診られる医者になりたい。

 

そのために専門分野jはもちろん専門分野以外にも目をむけ、ひとつとして手を抜かない

という意識を持って治療に取り組んでいるつもりです。

 

このオフィスはそういった全人的な治療ができる場所だと思っています。

 

今日は私の意気込みを語らせていただきました。

あつすぎましたか? 

       

 月曜担当  小椋麗子