2009年9月11日 (金)

ガムピーリング 歯ぐきを白く

審美歯科という言葉を良く耳にしますね?

古風...というか、頑固な研究者が多かった僕の先輩方は、"審美歯科なんて!"と、見た目じゃない、機能的かどうかだ!とおっしゃっていたのを思い出します。

 

先進国にあって、青山にいて、美意識の高い患者様が多いこのオフィスでも、もちろん審美歯科について追求をしております。

 

歯ぐきが黒い

原因は、古い差し歯の金属が、差し歯の土台に金属が、メラニン色素が、などいろいろあります。

 

歯ぐきのホワイトニンをして、原因を除去して、メタルフリー(金属材料を使わない)処置をして、さらには歯ぐきの形を変えて、歯の位置も変えて

とても美意識の高い患者様には、こういったことを徹底的に施していきます。

 

とある患者に、ガムピーリングをしました。

歯ぐきが大変黒く、とても気にされていたのです。

 

2週間後に拝見しますと、最初に僕が思ったのは、

"歯が黄色い"

でした。

決して歯が黄色くなったのではなく、歯ぐきがピンク色に明るい色に変化したことで、歯の黄色さに気づいたのです。

それまで、その患者様にホワイトニングを無理に勧めることはなかったですが...専門的立場として、少し説明しましたら、患者自身がそう思っていたようでした。

 

 

歯ぐきを白くすること、歯を白くすること、とても上品な美しさを獲得することができますね。

 

綺麗な歯と歯ぐきで、明るい表情を演出したとき、患者様の心もきっと晴れやかなのだろう、と審美歯科を肯定するに十分な出来事でした。

 

大竹貫洋

 

2009年9月 4日 (金)

矯正治療

矯正治療を考えている、けれど治療中の装置が目立つのに抵抗がある、という患者様が多いです。

最近歌手の方で矯正装置をつけてテレビにでていて、しかも口を隠すことなく笑ってる姿を見て、僕は個人的に

"美意識があるんだな、ちゃんとしてるんだな"

と感じてしまいます。

歯科医師だからでしょうが...

今の歯並びに不満があって、笑うときに口を隠すこと、矯正装置を気にして口を隠すこと、同じではないですが、似てるようにも思えます。

 

最近は、矯正装置自体が大変見えにくいものもあります。

歯を大きく削って歯並びを変えるよりも、健康な歯で美しい歯並び、歯茎のそろった歯の形態、というものが本当に美しく、また上品だと思います。

 

 

大竹貫洋

 

 

2009年9月 3日 (木)

食いしばる

噛み合わせが悪いと力がでないのか?

という質問をされることが多いので少し面白い話を

 

1.ホームランバッターとして知られる大選手、この方は現役を退きましてから、歯がボロボロになったそうです。

2.またこの方と違う野球選手は、体のバランスを考えて、マウスピースを現役時代に使用していたという話もあります。

どうでしょうか、歯を食いしばって!という言葉もあります、噛み合わせは力と関係ありそうですね。

 

こんな話もあります。

3.ゴルフで大変有名な方、この方は力まないために、わざと舌を軽く上下の歯に挟んでショットするそうです。

どうでしょうか、噛み合わせと力が関係ないようにもとれますが、力まない、ためにこれをしているなら、やはり関係ある、という捉え方が正しいですかね。

4.有名なバスケットボールの選手で、"あかんべー"をしながらダンクシュートをする方、いますね?

やぱり、力をこめているときに、けして食いしばってる人ばかりでもなさそうです。

5.先日の世界陸上で見つけました。女子の短距離選手で金メダルを獲った方、歯列矯正中でした。

ちなみに、歯列矯正中は決して十分な噛み合わせの状態ではないです。

 

 

このように、思い込みを持たずにいろいろな話を耳にしたり、論文を読みますと、先日書いたブログのように考えることになってくるのです。

ただし、何でも良いわけではない、のです。

 

書き出したら大変になりそうなので、このへんで。

 

大竹貫洋